ロシア陸軍実物のチェチェン共和国グロズヌイ・スタロプロミスロフスキー地区野戦砲兵司令部の中佐が所有していた制服一式フルセットになります。チェチェン関係のミリタリーコレクションは状態が悪い戦闘服系が多いのでキッチリとした制服はかなりレアだと思います。 1990年代末から2000年代初頭にかけてのソ連軍の雰囲気を色濃く残している制服で、当時のロシア軍を象徴付けています。制服はシンプルながらも無骨な格好良さを放っており、状態も申し分ありません。バッジ類はいずれも実物で、中々の価値がある物です。白のバッジで持ち主が軍事参謀大学の卒業であることが判ります。エリートコースを歩んでいたようです。写真一枚目に写っているサムブラウンベルトとも呼ばれる将校用のベルトも付属します。こちらも今では1万円ほどするのでかなりお得だと思います。 グロズヌイ市内・スタロプロミスロフスキー地区にあった基地に所属していた砲兵隊で、チェチェン戦争に参加し、1999年からグロズヌイに駐屯しています。最も市街地での戦いが激しかった時代ですのでそう言った意味でも他の制服よりも重みがあると思います。1999年12月には、チェチェン武装勢力に決定的な一打を与えるべくグロズヌイ東部郊外のハンカラ高地の攻略を目指した内務省のOMON機動隊やSOBRといったスペツナズ、親ロシア派チェチェン民兵合わせて5500人の作戦を支援しました。その後のチェチェン市内での激しい戦闘も砲兵隊の支援が大きな役割を果たしています。翌年1/29〜1/30にかけて行われたチェチェン市内に立て篭もるゲリラに敢えて包囲網の隙があると見せかけて誘い出す作戦でも、突出してきたゲリラに猛烈な砲撃を加えました。この戦い以降、チェチェン側は連邦軍との直接対決を放棄し、完全なゲリラ路線へと転向した為、いかに大きな損害を被ったか窺い知れます。 ※写真の物全てが付属します 【装飾について】 右胸ポケットのバッジ類 右(白い菱形の物):モスクワ高等参謀大学卒業章 左:砲兵隊・戦略ロケット隊徽章 【サイズ】 ロシアサイズ50-4 Lサイズ程度 肩幅:47.5cm 袖丈:62cm ウエスト:80-85cm 制帽:56cm 詳細なサイズ等気になる場合はコメント欄にてお申し付けください。まとめ買いされる場合は値段によって値引きが可能ですのでぜひご検討下さい